菅井きんさん、認知症? - 介護のお仕事

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菅井きんさん、認知症?

昨日、都内の某セミナーに参加してきました。


休憩時間にスマフォから何げにニュースを
見たところ、
菅井きんさんが認知症で特養にいる」という
ニュースを発見しました。

sugai.png



「菅井きん 認知症」

菅井きんさんといえば、私も
子供の頃からドラマなどでよく見ていた
庶民的な女優さんです。


もう88歳になっていたんですね。


シャキシャキとした感じの、元気なメージが強く、
認知症になっていると聞いてびっくりしました。


この記事によると、

「認知症の影響からか、夜中に外に出て、
閉まっている建物のシャッターを叩いて
“配給米をください”と叫んだり、左右違う履き物姿で、
ふらふらと駅まで行き、改札を通ろうとして
駅員に止められたりと、思いもよらない行動を
取るようになった」とのことです。


「配給米をください」だなんて(^_^;)


戦争を体験していた頃の記憶があるんでしょうね。


昔の記憶が今の記憶と混同しているのかもしれません。


認知症患者の入居者さんのお話を聞いていると、
よくそういうことを感じます。


いきなり、私たちの知らない人の名前を出して
「○○はどこに行った?」だとか、「私は今日で
会社を退職するんです」とか。


おそらく本人にとっては、その当時のできごとが、
現在のことのように思えるのでしょう。


菅井さんもこの記事にあるような行動が
見られているのだとしたら、ご家族ではおそらく
面倒を見きれなくなったのではないかと思います。


「一歩間違えば命の危険も伴う行動の数々。
その他にも自分の居場所が認識できなかったり
娘と孫を間違えたりするなど、その症状は
日に日に悪くなっていったという。」

同居する娘さん夫婦は、菅井さんの介護をかなり
頑張っていたようです。

菅井さんは徘徊したりするので目を離すことも
できず、問題を起こせば、その度に謝りにも
行っていたそうです。」

記事によると、
「そんな介護の日々に限界が来たのか、昨年、
娘は菅井を自宅からほど近い施設へ入所
させることを決断した。」そうです。


有名人で、認知症になられた方といえば、
もうお亡くなりになりましたが、 南田洋子さん
もそうでしたね。


まだ存命中に、その様子がテレビで放送された
ことがありました。

あの上品な南田さんとは思えないような
言葉使い、風貌・・かなり変化されていたことを
覚えています。


菅井きんさんもきっと、今ではそんな感じ
なのでしょうね。


著名な方といえば、私が勤めている老人ホームにも、
○○学者として活動されていた方が入居されています。


某有名大学でも教授をなさっていた方で、
本なども数多く出版されていたようです。

今でもアマゾンで買えますよ^^

お名前で検索すると、ウィキペディアにも
出てきます。


その元大学教授の入居者さんも、今では認知症です。


立ったり座ったり、移乗することに深く
考え込んでしまい、そういう動作が苦手に
なっています。


こちらがお話することはわかるらしいのですが、
発語されている言葉は、私たちには聞き取れない
ような、ぼそぼそといったしゃべりです。


その元大学教授の先生を見ていると、
老いや病気って本当に残酷だなぁ・・って思います。


認知症になる前はその○○学の分野では、
かなりのご活躍をされていたのだろうな、
と思います。


私たちにとっては今は「認知症の入居者様
ではありますが、入居者さんが学んできたことや
生き方などを知るとあらためて、一人の人間
として尊敬の念を抱くことができます。

その方が過去、どんなことを学び、どんなことを
行って国や社会に貢献してきたのか。


根掘り葉掘り、個人情報を聞くことは良くない
ですが、入居者様に関してある程度の情報があると、
ワーカーもどのように接したらいいのか、糸口が
見つかったりするので、助かることもあります。


私も今まではその方のことを、苗字で呼んで
いたのですが、先日、その話を聞いたので
「先生」と呼びかけてみると、今まで笑顔を
見せたことがなかったのに、嬉しそうに笑って
くれたりするんです。


長い間、「教授」とか「先生」と呼ばれて
きたからでしょうね。


認知症となってしまったご老人も昔は、精力的に
女優をやっていたり、教授をやっていたわけです。

認知症患者のお一人お一人「人間」として、
尊敬の念を持って接していきたいですね。


菅井きんさんも、少しでも回復されてまた
テレビで素敵な演技を見せて欲しいと思います。

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2014-06-01 | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、すずしろです。
菅井きんさんのニュースは知らなかったのでびっくりです。
本当に頭を使っているから大丈夫とか、身体を動かしているから大丈夫なんてことはないですよね。
徳島には100歳まで現役で三味線を弾いていて、前日までお稽古をつけて、朝目覚めなかったという素晴らしい死にざまを見せた方もおいでますが、普通はそうはいきませんものね。
尊厳のために名前で呼ぶようにと言う事よりも、そうやってご本人の今までに沿ったケアが必要ですね。私もかつての恩師には今でも「先生」と呼びます。例えお忘れになっていても。
Posted by すずしろ at 2014.06.05 08:55
すずしろさん^^
はじめまして。
コメントありがとうございます。

わたしも菅井きんさんの件はショッキングでした。

ドラマなどでよく見ていたおなじみの女優さんですもんね。

年をとっていくというのは本当に残念なことだと思います。

認知症にならなければまだまだ活躍できたかもしれないですね。

尊厳を重んじるということが、名前以外にも
以前の実績、経歴なども重んじることが必要なのかな・・と思います^^

それだけで、ご本人も「自分のことをわかってもらってる」という
気持ちになるかもしれないですから。

Posted by 明日香 at 2014.06.05 17:12
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