根拠から学ぶことが大切です。 - 介護のお仕事

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根拠から学ぶことが大切です。

今の会社で驚いたことがあります。

簡単に言えば、「手抜き仕事」が多いのです。

未経験者で入ったワーカーの女の子がいますが、
とてもいい子だから、悪い点を誰かに言おうとは
思いませんが、驚いたことが多々あります。

まず、夜寝かせる時に「面倒臭い」からと言って
パジャマに着せ替えないのです。

本人が拒否するという場合は仕方ないですが、
こちらが頑張れば着せ替えられる人にも
「どうせまた着せ替えるのだから面倒」といって
日常着のまま寝かせます。

さらに何回か前のの夜勤のとき、何度も「手伝って」
というコールが来たのでお手伝いしに行って
わかったのですが、おむつをあてがったあと、
ズボンをしっかり履かさず、おろしたままに
しておくというのです。

「なんで?」

「どうせまた(パット)を変える時に大変だから」
という理由でした。

しかしおむつをむき出しにしている方が危険です。

認知症の人の中には、おむつはずしをしてしまう
人もいるからです。


ズボンを履かせていてもそうなるかもしれませんが、
それでも最初からおむつをむき出しにしていれば、
外しやすくしているようなものです。

大失禁されたりしたらかえって大変なのに。

(この子は基本を守るようにしっかりと教え込まれて
ないのだな)

そう思いました。

4月の末に、あの曲者のSさんがTリーダーを
煽って私あてに介護日誌に、特に排泄介助に関する
クレームをたくさん書き込まれたことがありました。

「どうせMさんでしょ!」

そう言ってSさんが「書いちゃえ書いちゃえ」と、
書かせたらしいです。

あの日の1階の5時の排泄介助は、2度も
片麻痺の方が便の大失禁をされたため、ほかの
4人分を行う時間がなくて、私がこの若いワーカーさんに
「ごめん、ほかの人の排泄やってもらっていいですか?」
と頼んだ日でした。

もしかすると、
「やりっぱなし出しっぱなしでひどかった」
と言われたのは、彼女がやったからではないか。

私でしたら物を出しっぱなしにしたまま居室を出ませんし、
そこまで「ひどい」状態なんて今までもありません。


でも、あの日は大変だったので、手伝ってもらって
助かったわけですから、彼女のせいにするわけにも
行きませんでした。

今のホームでは、そういう基本的なことがしっかり
行えていません。

食べたあと寝かす前に「口腔ケア」もしないで
日常着のまま寝かせたり。

おそらく昼間に失禁していると思われる、
汚れたままのラバーシーツで寝かせていたり。

黄色い尿ジミが輪を描いて既に乾いているのです。

Sさんのように「夜勤にやらせりゃいいのよ!」という
考えでほったらかしにしているのでしょうか。

もしも昼間の人が、なんでも「どうせまた汚すから」とか、
「忙しいんだから、面倒なことは夜勤にやらせよう」という
考えの人ばかりだとしたら、それは間違っています。

夜勤帯は日勤帯の後始末をするためにいる
のではありません。

夜勤は夜勤の仕事があります。

未経験で入った若い女の子が、もしも昼間からそんな
考えかたを教わっているとしたら、どの時間帯でも
手抜きをするようになってしまうと思います。

どうせ汚すから取り替えない。

どうせ起きるから着替えさせない。

どうせまた排泄に入らなくてはならないから
おむつをむきだしにしておく。

しかしそんな手抜きをしていると迷惑を被るのは
ほかのスタッフであり、利用者さんです。

日頃やっていることは、いざという時にも
出てしまうものです。

前にいたホームでは尊敬する先輩から、
「いつもご家族がいるつもりでお世話を
するようにしている」
というお話をしてくれたことがありました。

まさしくそのとおりだと思います。

もしもご家族がその場にいたら、そんな口の聞き方を
するのだろうか、とか。

着せ替えもしないで寝かせるのだろうか。

汚れたシーツをそのままにしておくだろうか。

しないはずです。


ですので、たとえ夜であっても、いつ、お客様の
御家族が見えてもいいようにしておくことは大切です。


御家族が来たとき「有料老人ホームってこんなに
いい加減なの?」と思われてしまいます。


寝るときにパジャマに着せ替えるのは基本ですし、
キレイな寝具で寝ていただくことも大切なことです。

お食事をしたあとは、歯を磨くのは基本です。
トイレも使用したら清潔にしておくのも基本です。

しかし、今のホームの新人からはこんな声もありました。

「誰も教えてくれないんだよね」

「普通は入ったばかりの時はついて教えてくれるのに
ここではついて教えてもらえない」など。


4月から入った新人さんには、本社で研修を
受けることができるようになりましたが、
それ以前に入った人にはそれもありません。


それなら、自分で勉強するしかありません。

本を買って読んだり、私みたいにネットで色々な
動画を見て学んだり。

ただ単に「こうするのよ」ではなくて、
何故そうなのか。

根拠や理由も教えてもらう必要があります。


どうして日常着からパジャマに着せ替えたほうがいいのか。

片麻痺の場合のトランス移乗はどうしたらいいのか

何故口腔ケアが大切なのか

健側から脱がせて、麻痺側から着せるのはなぜか

そのほか、未経験者や初心者の方が知っておくといい
介護の基本が書かれている本
があります。


基本的なことがわからない。

わかっているけど守っていない。

そういう場合はこの本を読んで学んでみる
ことをおすすめします。

根拠からわかる介護技術の基本

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2014-05-22 | Comment(4) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どこもスタッフ不足のせいか、新人教育しないとこが多いですね(^^;

初めて介護の世界へ入る人に新人教育がないと可哀想だなぁと思います。
知り得る限りの指導をしてみたりするのですが、所詮1人の力では無理。
施設全体の流れを無視する事は新人には厳しいですよね。
虐めに繋がったりもするし。

全てを正すのは無理。
ならばひとつひとつ...となると気の長い話になっちゃいますし(´д`|||)

今の利用者5名でさえ、パジャマでデイに出すスタッフがいて...がっかりしますよ。
腰痛悪化させてまで、キチンとしたいあたしが馬鹿なんだなぁと感じます(´・ω・`)
Posted by みぃ at 2014.05.23 21:25
みぃさん^^
いつもコメントありがとうございます。

厳しいことを言ってしまえば、当たり前のことが
出来ていない・・ということになりますが、
忙しかったり、大したことでもないようなことは、
手を抜きたくなるのが人間というものですよね。

わたしも疲れてくると手を抜きたくなるので、
よくわかります。

確かに面倒臭いな〜と思ったりします。

でも、それでもなるべく手を抜かずにやるのは、自分の
スキルアップのためだったりもします。

手を抜けばそれだけ休めるし、楽ですけど、それだと
自分のスキルも上達しない気がして。

新人の頃から手抜きをしてしまうのは、
本人にとってもいいことではないと思いますね^^

Posted by 明日香 at 2014.05.23 23:23
おはようございます。

自分の施設にもそういう職員がいます。

夕方の排泄介助で「どうせまた夜間帯で換えるから」という理由でズボンを下ろしたまま寝かせたり、、、。


自分も同じ職種ですので、大変で手を抜きたいという気持ちは分かります。

…が、手を抜く所が間違っていますよね。汗


もっと良い意味で手を抜くのであればいいんですが、、、

例えば、おむつ交換の際にも「どうすればもっと楽に、腰に負担を掛けずに出来るか?」と自分なりに研究して行う。




しかしながら、上記のようなことは利用者さんへの思いやりの欠如が表れているのではないでしょうか…。

自分が相手の立場だったらどう思うか?




そういった、仕事以前の基本的なことが出来ていないんだなと思います。
Posted by たまゆら at 2014.05.25 05:49
たまゆらさん^^

コメントありがとうございます。

同じような方がいらっしゃいますか。

>もっと良い意味で手を抜くのであればいいんですが、、、

>例えば、おむつ交換の際にも「どうすればもっと楽に、腰に負担を掛けずに出来るか?」と自分なりに研究して行う。

本当にそうですよね。
そういう工夫は手抜きというよりも効率アップのために
必要な知恵だと思います。

やらなければならないことを抜くのではなく、
どうやってもっと楽にできるか、ということを考えながら
仕事することはいいことだと思います。

ありがとうございました^^
Posted by 明日香 at 2014.05.25 15:01
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